た行
目次
ドライドランク
アルコール依存症者が飲まないでいるときに、いら立ち、絶望感、攻撃性などの徴候が認められ、それが酩酊時の徴候とよく似ていることから名付けられたもの。
断酒会
全日本断酒連盟、アルコール依存症の自助グループです。自助組織とは、同じ悩みを持つ人たちが互いに理解しい、支えあうことによって問題を解決していく組織です。
ターニングポイント
底つき体験。このままでは大変なことになると意識の発生をし、それをきっかけにアルコール依存症から立ち直ることがある。
多量飲酒
純アルコールに換算して一日平均60gを超えて多量に飲酒すること
逃避型
情緒不安定、精神不安定をベースにもち酔いを求めて飲むタイプ
寛仁親王(人物名)
日本の皇族。三笠宮崇仁親王と同妃百合子の第一男子。三笠宮家の寛仁さま。髭をたくわえた容貌から、「ヒゲの殿下」の愛称で国民に親しまれた。
2007年にはアルコール依存症と公表し入院される。障害者福祉に活動に尽力された。2012年 多臓器不全で薨去。66歳没
ダルク
DARC:ドラッグ(DRUG=薬物)のD、アディクション(ADDICTION=嗜癖、病的依存)のA、 リハビリテーション(Rihabilitation=回復)のR、センター(CENTER=施設、建物)のCを組み合わせた造語で、覚醒剤、有機溶剤(シンナー等)、市販薬、その他の薬物から開放されるためのプログラムを持つ民間の薬物依存症リハビリ施設。入寮し、同じ悩み(病気)を持つ仲間とフェローシップの中で回復するために、場所の提供をし、12ステップによる今までとは違う生き方をする練習の場でもある。
チャーリー・パーカー(人物名)
アメリカのジャズのアルトサックス奏者。若い頃から麻薬とアルコールに耽溺して心身の健康を損ない、幾度も精神病院に入院するなど破滅的な生涯を送った。1940年代末期以降は演奏に衰えが見られるようになった。衰弱により心不全で亡くなる(1920年8月29日 – 1955年3月12日)
彼の生涯は1988年製作の映画『バード』(クリント・イーストウッド監督)で描かれている。
泥酔期
アルコール血中濃度(0.31~0.40%) 状態:まともに立てない、意識がはっきりしない。 言語がめちゃめちゃになる。海馬(記憶の中枢)が麻痺すると、今やっていること、起きていることを記憶できない(ブラックアウト)状態になる。
耐性
抵抗性を獲得して効力が低下していく現象のこと。同じ量では酔えないため飲用量が増える。薬物への依存や精神毒性が強くなる。
月乃光司(人物名)
日本の作家。心身障害者のパフォーマンス集団「こわれ者の祭典」代表。高校入学時から対人恐怖症・醜形恐怖症により不登校、引きこもり生活、通算4年間を過ごす。24歳よりアルコール依存症、27歳から酒を飲まない生活を続ける。
自伝的小説「窓の外は青」(新潟日報事業社)を平成13年に出版(新潟市民文学奨励賞・新潟出版文化賞受賞)。新潟日報にて「心晴れたり曇ったり」5年間連載。 ネットラジオ「月乃光司のハート宅配便」書籍:お酒についてのまじめな話 ー外部リンク月乃光司Official Siteー
胎児性アルコール症候群
女性が妊娠中に習慣的に飲酒することによって、生まれた子どもにに起こるとされる先天性疾患の一つ。具体的には、低体重・低身長で頭が小さく、特徴的な顔面などの発育不全と、軽度から重度に及ぶあらゆる知能障害が顕れることがある。
ダニエル・ジェイコブ・ラドクリフ(人物名)
イギリスの俳優 1999年、BBCのドラマ『デビッド・コパーフィールド』でデビュー。代表作は映画『ハリー・ポッター』シリーズ 18歳のときから数年間アルコール依存症に陥り、ハリー・ポッターの撮影時もアルコールが残ったまま参加したことがあると告白し話題となった。